Instagramを日記がわりにしてもう10年近くになる。中学生の頃はアメブロを、高校生の頃はホームページを作っていた。時代はSNSへと移り変わり、X(旧Twitter)には5つのアカウントを有し5つの人格を操った。Instagramは日常用、写真用(今ではすっかり麻辣湯用)、プレ花用(結婚式を終えてからはログインすらまともにしていない)の3つのアカウントを持っている。日常用のInstagramは常に友人たちに見守られ、いいねが投げられ、悲しい時には慰めの言葉をかけてくれる。みんなが私の心のうちを知ったような気になっているのである。そして気がつけばInstagramの全てのアカウントが夫と繋がっていて(なんでだ?)私が綴った言葉によって彼や友人らの中に築かれた私の像はより綿密に彫りを深めていくのである。Xの140文字なんかじゃ足りなくて、リアルな感情も残しておきたくって、日記を書く場所がなくって仕方がなしにInstagramを日記がわりに使っている。
私は、日記が書きたい。
私は、匿名で日記が書きたい!
「へぇ〜あなたあの時そんなこと考えてたんだ」とか「そういうキャラだっけ?」実際には言われてないし言ってくるような意地悪な友人はいないのだけれど、実在しないガヤが脳内に響き渡る。聞こえもしないガヤを気にせずに日々の出来事を記したいの!面白おかしく失われゆく記憶を綴りたいの!
私は私、なんだけど、私を知らない人の中にいる私はいつもの私じゃない。いつだって誰にだってなれるのだ。
匿名の私が、私が私でありここでは何者でもないということを主張するために匿名性の海を泳ぎだした。(泳げもしないくせに)言葉をこねくり回して文章を書いた気になっているの、みっともないです。